「故郷に感謝する」 

帰るべき故郷を持っている事は最高の幸せである。この故郷が、孫、曾孫の代まで誇れる故郷であって欲しい。

そのためにも町を離れた人、また故郷に住んでいる人 みんなで子供の時に育った故郷に感謝しよう。

その第一歩として「昭和38年3月卒業小見川中央中学校同窓会」を通して故郷に奉仕をしよう。

 

室生犀星の詩

ふるさとは遠きにありて思ふもの

そして悲しくうたふものよしや

うらぶれて異土の乞食となるとても

帰るところにあるまじや

ひとり都のゆふぐれに

ふるさとおもひ涙ぐむそのこころもて

遠きみやこにかへらばや遠きみやこにかへらばや


美しき川は流れたりそのほとりに

我はすみぬ春は春、なつはなつの花つける

堤に坐りてこまやけき本の情けと

愛とを知りぬいまもその川のながれ

美しき微風ととも蒼き波たたへたり