「千葉県で発見されたさくらの品種”鎌足桜”を学ぶ」

①袖ヶ浦公園(視察1八重桜鑑賞)

②千葉県さくらの会総会 参加

②木更津市 高倉観音(鎌足桜鑑賞)

おみがわ桜プロジェクト参加メンバー

鎌足桜とは


鎌足桜(かまたりざくら)は、木更津市矢那(やな)小字「山ノ下」の進藤家にあります。この桜は大変古く珍しいもので、古い幹は枯れましたが、新樹が蘇生しています。

 里伝によりますと、大化改新の後内大臣に出世した藤原鎌足が高倉(たかくら)観音へのお礼参拝のために、この地を訪れたとき、持っていた桜の木の杖をさし、旅装束を着替えたとのことです。桜の木の杖はそのまま根付き、現在に至ったといわれています。

 鎌足桜は、山桜の一種ですが、雌しべの先が鎌の形に曲がっています。なかなか繁殖の難しい珍種ですが、昭和50年頃、矢那三区上部の鈴木治作氏らの手によって、桜の新芽が京都の桜づくりの名人、第十五代佐野藤右衛門氏に送られ、彼の手で接ぎ木に成功させることができました。

 その苗を再び返してもらい、徳蔵寺、鎌足公民館、鎌足小学校、太田山公園などに植樹したものが今成長しています。また、この苗木は大阪造幣局の桜並木の中にも植えられ、「鎌足桜」という表示や解説もつけられています。

詳しくは下記アドレスをご覧下さい。

http://www.asahi-net.or.jp/~QA7K-SITU/sakura.htm